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第4回   高知県IYEO


青少年グローバルリーダー育成フォーラム


人生を変える 深める 豊かにする国際交流

<日時> 2019年8月12日(月) 9:00 ー 17:00                                                       

<会場> 高知市文化プラザ かるぽーと              

<主催> 高知県IYEO                      

<共催> JICA四国・高知希望工程基金会                

<後援> 高知県・高知県教育委員会

本イベントで開催した分科会と、参加者の声をご紹介します。

(講師と参加者の所属は当時のものです。)

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講師:JICA高知デスク 

   杉尾智子

国際ボランティア

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ブルキナファソとガーナの留学生をゲストに迎え、青年海外協力隊員としてスーダンとマラウイで活躍してきた二人と、TICAD(アフリカ開発会議)をテーマに “より良い国際協力活動とは何か”を考えた。

❶TICAD(アフリカ開発会議)、SDGs(持続可能な開発目標)とは?

❷アフリカの現状と国際ボランティアの在り方

❸アフリカ人から見た好ましい国際協力とは?

参加者の声

自分が「貧しい」と思っていた国の人たちはみんな優しく温かい心をもっていて、物がなくても他の物で代用するなど、発想が自分にはないもので驚いた。根本解決につながる国際支援が必要だと思った。   

高知県立国際中学校 ブレイク 未亜

”海外での活動は、何かを渡したり教えたりするだけでなく、持続可能であるかを考える必要がある。困難も沢山あり、人との関わりも大変そうだが、その国のためにとても重要な活動をしていることが分かった。”

高知県立山田高等学校 橋村 隼弥

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講師:JICA高知デスク 

   廣瀬 留美子

        南米日系社会の今を考えよう

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JICAと高知県のパラグアイ日系研修員をゲストに迎え、南米日系社会の現状を学び、“よりよい国際協力とは何か”をテーマに日本と日系社会の交流と共生社会を考えた。

❶あなたがもし海外移住するとして、移住地に持っていくものは何?

❷日系人が現地で日本語を学ぶ理由は何?

 

❸日系社会での課題は何?それを解決していくためには?

参加者の声

最後の「地球の反対側にいる日系人のことを忘れないでください」という言葉を聞き、改めて日系人との関わりがあることを知った。自分たちの文化や伝統をもっと色んな人に知ってもらいたい。    

高知県立高知西高等学校 小島 愛美香

英語圏とは違う文化や考え方を知り、価値観や国の状態の違いを身近で感じて、自分が他国のために何ができるのかを考えさせられた。パラグアイの方が日本語をとても上手に話していたことが印象に残っている。

高知県立追手前高等学校 岡田 彩央

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講師:ピアノ講師 

ヘルムリンガー麻美

        日本人のidentityを考えよう

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伝統や知恵、文化を自分らしく世界中の人と共有できるようにアイデンティティ(日本人と私)についてグローバリゼーションや多文化共生の中でどんな日本人でありたいか、今できることは何かを考えた。

❶この人は日本人!日本人の条件とは?

❷海外の人に知ってもらいたい日本と日本人の良さ

 

❸なりたい自分について

参加者の声

日本人は約束を守ると信頼されていると聞き、日本人であることを誇りに思った。海外との違いを受け入れるとともに、日本人らしさをどう守っていくか、日本人として考えていかなければならないと学んだ。    

高知県立小津高等学校 和田 木ノ葉

私は日本人とインドネシアのハーフで「自分は日本人なんだろうか」と考えたこともあったが、この分科会から、日本が好きで文化を大切にしたい気持ちがあれば、日本人として生きられるということを学んだ。

高知県立中村高等学校 西田 マリー

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講師:高知大学 

          平岡 恋

       世界地図を開いて青春の夢を描こう

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少年が参加できる内閣府青年国際交流事業や海外 スタディツアー、交換留学プログラムなどをテーマに 参加者一人ひとりが『青春の夢』をデッサンし、その夢の実現プランを ディスカッションした。

 

❶人生で挑戦したいこと 10 のリスト

 

❷近い未来でやり遂げたいことを3つ選択

 

❸理想のあなたに近づくために、今あなたにできること

参加者の声

様々な夢を持つ人がいる中、他人を応援する夢を持つ人が輝いて見えることを知った。また、ディスカッションを通して、自分の中で親友の存在が大きいことも発見した。夢をもって行動することが重要だと学んだ。   

土佐中学校 中村 勇太 

ハッシュタグ(夢や目標を書く)が一番印象に残った。グループディスカッションでは初めて会う人とも仲良くなりやすい雰囲気があった。外国にはいろんなところがあることが分かった。また来年も参加したい。

高知県立高知国際中学校 山本 伊織

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講師:高知希望工程基金会コーディネーター(中国上海海洋大学外国語学院日本語講師)

石岡 洋子

        アンパンマンに学ぶ愛と正義と勇気

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“アンパンマンの愛と正義と勇気”を学び、現実のグローバル社会で発生する多次元の立場や思想による“愛と正義と勇気”が引き起こす問題を考えた。

❶アンパンマンの視点から見る愛

❷世界の貧困を救う選択

 


❸愛を実行するために今日からできる一歩

参加者の声

「正義や愛は人によって変わる」ことを知り、他のグループから自分では考えられなかったことを発見できた。今回参加して、色々な国際協力があることが分かり、自分も将来関わっていきたいと思う。   

高知学芸中学校 伊野部 早紀

「何のために生きるのか分からない人は消えてしまう」という言葉が印象に残っている。初めて「勇気」や「正義」、「愛」について深く考え、自分とは異なる考えを聞くことができて楽しかった。

高知県立高知国際中学校 岡田 華歩

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講師:高知希望工程

          基金会事務局長 

          山中 茂

        ベジタリアン調理教室へようこそ

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JICA研修事業や内閣府青年国際交流事業参加青年の受入れを25年にわたり受入れてきた講師から、グローバル社会における「食」の考え方や食事制限を有するゲストに対応する料理のノウハウを学び、併せて調理実習も行った。

❶ベジタリアンってどんな食生活をしている人? 

❷ベジタリアンの人口や宗教上・信条上の理由、生き方とは? 

❸今、日本が直面している食に関する人権問題や環境問題

参加者の声

ベジタリアンはサラダのような生野菜ばかりだと思っていたので、動物性のものを一切使わないラーメンにはとても驚いた。食材や調味料も使い方によって色々な可能性があることを学べてよかった。    

高知県立小津高等学校 中平 公士

日本ではベジタリアンがお店であまり食事できないことを知った。オリンピックに向けベジタリアンでも利用できるお店が増えればもっといい国になると思う。ベジタリアンでも栄養がとれるのはいいと思った。

高知県立高知東高等学校 吉川 わかば

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講師 : 高知県IYEO会長              前田 正也

        地球市民&異文化共生社会

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地球市民としてNGOへの寄付を通じた国際支援の在り方を考え、バーチャル国会議員として異文化共生社会

が直面する様々な課題を、法案審議を通じて考えた。

❶コンテンツ:「地雷」「難民」「女性」「教育」「疾病」

❷尊厳死法案

 

❸安楽死法案

 

❹クオータ制法案

参加者の声

法案審議の中で自分の意見が変わり、自分の知識を深めたいと思った。初めて大勢の外国人や社会人の方々と同じ空間にいたことが貴重な経験になった。多様な価値観と他人の意見に触れ、視野と価値観が広がった。  

高知リハビリテーション専門職大学   中野 紗希

自分の知識の少なさを発見し、相手の意見を聞くことの大切さを学んだ。法案について意見交換する中で自分の意見が変わったことが印象的だった。自分の視野も広がり、医療専門分野の勉強にもなった。

高知リハビリテーション専門職大学  片岡 小春

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